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2013.07.03 エッセイ「朝日新聞」 投稿者:ケセラセラ

朝日新聞

ケセラセラ

 2013年6月27日FAXが届いた。「朝日新聞へのご投稿ありがとうございます。6月30日の紙面で掲載の予定です。朝日新聞東京本社報道局 声編集グループ 岡野 直」

不登校 親は冷静に見守ろう

 「生活一変 イライラ」(26日朝刊)で、子どもが環境の変化で不登校になったり、親に反発したりする場合があること、その際、余裕を持って子どもに語りかけることが大切であることを書いていた。同感だ。
 娘が高校生のとき、不登校になり、私はうろたえた。転校をきっかけに、新しい学校やクラスになじめなくなったのだ。一番つらいのは本人だった。未熟な父親だった私は不登校を恥じ、娘を怒り、責めた。娘が家にいるのをうっとうしく感じた。とにかく学校へ行かせようとした。それが父親の役割だと錯覚した。
 子どもが学校に行かなくなると、多くに人は何かひとつの原因があるに違いない、と短絡的に考えるのではないだろうか。私もともかく娘を学校へ行かせようとしたが、そうすればするほど娘は学校と親から遠のいた。
 長女が短大生の時、私は当時のことを謝った。「あれ、そんなことあったっけ。気にしないで」との答えが返ってきた。試練を乗り越えた娘は今、2児の母。元気いっぱいの孫の育児に一生懸命だ。
 
 
 
 
 

  • あっ、それ読みましたよ、朝日新聞で。
    掲載おめでとうございます。
    天下の朝日新聞ですから、おめでとうございます。

    読み始めは深刻そうで、どうなるかと思いましたが、
    最後はお嬢さんがあっけらかんとされている様子で
    安心しました。 -- 昼寝ネコ 2013-07-03 (水) 21:24:44

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