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2015.06.09 エッセイ「笑顔の法則」投稿者:えびす

笑う門には福来る
わたしはクリスチャンである。クリスチャンネームはまだない。たぶんずっとない。日曜日礼拝行事のため教会に行く。集会が終わるとお昼である。定期正しい食事を心がけているので昼食を取る。台所には子どもが多い。大人が少ない。おそらく平日のお昼には食事をすると思うのだが日曜日には取らないようだ。健康にためお昼におなかを満足させるより大切なことがあるのだろうか。ちょと急いで食べれば15分で済む。食事をしながらのおしゃべりも楽しい。おなかと心を満たしてから大事なことを始めても良さそうに感じるのだが。
 さてわたしが弁当を広げるとJMさんとSJさんがニカッと笑う。「きょうはどんなおかず?」「へ~〇〇だぁ~」高齢男性が自分でお弁当を作ってくるのが珍しいようすだ。食後にマイカップでハーブティーを飲んでいると、「ゆ~が~(優雅)」と、また笑う。高校生男子はソース焼きそばのカップ麺と見比べて「リッチ」とひとこと。このひとことにはわたしが苦笑いである。
 わたしは梅干を食べる。健康のためである。ある日曜日いつものように梅干を食べて種を空の弁当箱にペッとした。つもりだったのになぜか種はOSちゃんちの弁当箱に入ってしまい、あとでOSちゃんにえらく怒られた。言われるまで気づかなかったのである。おしゃべりに夢中だったのかなぁ。それ以来OSちゃんはわたしの顔を見るたび「ウメボシ」と言ってにらむようになった。わたしがすっぱい顔をしてあやまったのは言うまでもない。
 平日駅前に仕事で出かけた。途中TAさんに出会った。4児のママさんである。自転車のブレーキをかけたわたしを見てニカッと笑う。自転車に乗った高齢者はおもしろいのだろうか。
わたしは笑われるのは不愉快ではない。むしろうれしい。わたしの一挙手一投足が笑いを誘い喜んでくれることは幸せでもある。笑わそうとして笑ってくれるのもうれしいし、普通にしてて笑ってくれることは新鮮である。

  • 「ウメボシ」・・・・(^_^;)
    すみません。OSちゃんの被害は甚大だったのでしょうね。
    不謹慎ながら地味な笑いを抑えられませんでした。
    きっとこれから1週間位思い出し笑いしそうでちょっと怖いです・・・^^;

    電車の中でにやけてしまったら。フフッって。 もう、えびすさんのせいです。絶対に。 -- downy 2015-06-09 (火) 23:45:44
  • えびすさま
    楽しいランチタイムですね。梅干しの実ペッは勘弁してよ。しかもトークに夢中で気が付かないなんてOSちゃんでなくてもメッ!となります。「普通にしていても笑われる」のは
    幸せなのかなあ? -- パシリーヌ 2015-06-10 (水) 05:28:35

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