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2015.12.04 穀粒記者レポート「クリスマスメッセージ2015 初めてのクリスマス」投稿者:情熱ランナー

もらうことより 与えることの楽しみ

 私は、ごく普通の一般的な家庭に生まれた。
 クリスマスには、みんなで肉食べて、ケーキを食べて、翌朝サンタさんからプレゼントをもらうことを楽しみにしている。私は4人兄弟の長男で、弟たちとこぞって「ゲームの〇〇というソフトが欲しい」とツリーにお願いごとを書いていた。我が家のサンタは断固として「ゲームの類い」は置いていかず、「将棋盤」「顔ぐらいのサイズの大きなクッキー」「みんなで読める絵本」などを置いていった。今思えば、その子に物ではなく、思い出をプレゼントしたかったのだろう。
 時は過ぎ、私は14歳でモルモンの宣教師と遭い、15歳の時に改宗をした。その年、宣教師が不思議なチャレンジを私に与えた。「情熱ランナー兄弟、あなたはクリスマスの時、誰に何をあげたいですか?」というチャレンジだった。その突拍子もないチャレンジに応えるため、「分かりました。一緒に住んでいる家族にあげましょう。」と応えた。学校の帰り道に文房具屋に行って、親父の使いたさそうなシャーペンを探した。コンビニに寄って弟達の好きそうなお菓子を探した。そして、当日「これあげるわ。」とおもむろにプレゼントを渡していった。なんだかみんなが喜ぶ姿をみて、とても嬉しい感情を私の胸の中で感じた。おそらく神様の愛を感じました。
 それ以来、毎年この季節になると、「誰に何をあげようかな。」と胸がワクワクする。ありがたい季節である。

  • 情熱ランナーさま
    良き父母から生まれましたね。「これあげるわ」いい言葉です。お父さんへのシャーペンプレゼント懐かしい大切な思い出となったことでしょう。 -- パシリーヌ 2015-12-04 (金) 16:27:15
  • 走っている人を見かけるとつい振り返ってしまう。情熱ランナーか、と。パソコンの立上画面はクリスマス、インターネットラジオからはクリスマスソング。ヒーターが点けられ、いよいよコタツの出番。ベルメゾンネットで発熱インナー、ホットコットを購入。着る毛布を着ながら思う。「今年は誰に何を贈ろうか?」 身もこころも暖かく感じるのは着る毛布のおかげ、だけではない。 -- トリプルツリー 2015-12-04 (金) 17:49:25

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