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16012201徳沢 愛子

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2016.01.22 自分史・家族史「めでた めでたの さる年」 投稿者:徳沢 愛子

「さる」お方のお計らいで あちらを「去る」。こっちに参ったのはつい昨日のような。
こちらでは 息を吸うのも吐くのも忘れるほどに慌ただしく生きて参りました。
悪から「避る」をモットーに努めはしましたが、折々に醜態を「曝る」という連続。“酒飲まぬ人をよく見れば「猿」にかも似る”と万葉集は宣うけれど、酒も飲まず、“あの「猿」め!”とののしることもぜずにやって参りました。「申」年の今年に来て「申」の刻に物思いに耽れば、なにやら淋しく、これでこの世をば「去る」のは心残りゆえ、「猿」年の今年も何とか皆さまと共に「然る」お方といわれる様な人になれるよう、精進したいと願っております。

  • 徳沢愛子さま
    申年もズバッと歯切れのよい作品群を繰り出して、国内外の穀粒読者を驚嘆させてください。楽しみにお待ちしております。 -- 岸野みさを 2016-01-24 (日) 12:06:22
  • 猿も木から落ちる 河童の川流れ 弘法も筆の誤り 上手の手から水が漏れる 天狗の飛び損ない クリスチャンのうわさ話 とかくこの世は住みにくい 早くあの世に行かせたい -- 琴奨ぎっくり腰 2016-01-24 (日) 20:58:24

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