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2016.07.31 自分史・家族史「水から上がるとワッハッハッハ」 投稿者:岸野みさを

 若者特有の屈託のない笑いだった。筆者は教会員暦51年にして初めて、バプテスマを受けて水から上がった直後、声を出して笑う人を見た。フォントの周りに集まっていた人たちも思わず笑顔になった。
 彼の名前は萩原淳、高校2年生で16歳。14歳と12歳の2人の弟がいる。ご両親は仕事でバプテスマ会に来られなかったが、バプテスマを受けることを快諾してくれたそうだ。
 宣教師との出会いは、いつも通ることのない高尾駅南口にお腹が空いたので食べ物を買いに行って、コール・ブライアン・コールマン長老に出会った。
 高尾にある高校に入学となったのも受験の時に名前を取り違えられて希望校の受験ができなかった、という。彼の名前は萩原淳で取り違われた名前は荻原淳だった。しかし、高尾にある高校に通学していなければ宣教師に会うことはなかった。
 バプテスマ会で上記の紹介をしたJ兄弟が彼は「従順を持っている」と話され、彼が証会で証をした時、断食して臨んだが、それは宣教師に言われたのではなく、「若人の強さのために」に書いてあったので試みた、という。またラインで既にインステの生徒のように福音について質問してきたそうだ。

 (以下は2016年7月24日 バプテスマ会の本人の証)
 
 昨日オープンキャンパスの後スーパーサタデイに参加しました。お腹が空いたのでサンドイッチを買おうとしました。メンチカツサンドと生姜焼きサンドで、僕はマヨネーズが嫌いなので、どうしようかと思いきや、なんとその2つのサンドイッチにはマヨネーズが入っていなかったのです。奇跡でした。

 先週から2週間というもの毎日学校帰りに宣教師からレッスンを受けました。そこに何人もの教会員の皆さんが一緒に参加してくださいました。ありがとうございました。
 
 先週の水曜日に上の弟が僕の新約聖書を踏んづけました。ケンカになりました。既に登校時間が10分遅れてしまい、自分が悪かったことに気が付きました。新約聖書をトイレの近くに置いたし、自分から暴力を振ったし、僕は悔い改めをしました。
  
 僕は川崎市に住んでいますが、あの日、時間通りに電車が来たのでコールマン長老に会うことができたし、教会で皆さんと会うことができました。モーサヤ8:18に「このように、神は人が信仰によって偉大な奇跡を行うことができるように、一つの手段を与えて下さいました。それでその人は、同胞に大きな利益をもたらすようになるのです」
 
 来週はまた食事会があるようですが、僕が初めて教会に来た日も食事会でした。たった2カ月しか経っていないのに、この変化は僕にとっては奇跡です。

 バプテスマ会が終わった後、祝福するために皆が列をなして挨拶した時に「どうして笑ったのですか?」と訊いてみた。「照れ臭かったのです」高校生の感性だろうか。「嬉しかったのですか?」と訊くと「ハイ、嬉しかったのです」なんのことはない、筆者は嬉しくて笑ったと解していたのでつい、誘導してしまったが、照れ臭かった、というのが本音のようだった。新しく生まれた萩原淳兄弟がこれから遭遇するであろう如何なることにもワッハッハッでクリアしていってほしいと切に願う。


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