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2016.09.19 穀粒記者レポート・「井戸に落ちた年老いたラバ」投稿者:黒木和義

町田ステーク会長会第一顧問

9月11日「東京メンバーディボーショナル2016」で中央初等協会々長のジョイ・D・ジョーンズ姉妹が分かち合って下さった「The old muel in well」(井戸に落ちた年老いたラバ)が心に留まりました。家庭の夕べでこの話をして、家族みんなで考えました。これは古くからインディアンのティーチングストーリーとして語り継がれている物語だそうです。

ある日、年老いたラバが誤って古井戸に落ちてしまいました。
ラバの泣き声を聞きつけた牧場主は、すぐに井戸に駆けつけて、そのありさまを発見しました。そして、この深い井戸からラバを引き上げる事は不可能だと判断し、また、他の動物達の安全を考えて、この井戸をラバごと、土で埋める事を決心しました。
そして、農場の仲間を集め、この井戸を土で埋め始めました。年老いたラバは混乱して
「皆、何をしているんだ? 助けてくれないのか? 今まで牧場の為に一生県命働いてきたのにこれはどういう事だ?」
ラバは悔しくても、悲しくても、どうする事もできませんでした。

次から次へと落ちてくる土が背中に当たりそのたびに激痛が走り、悔しく、そして悲しくなりました。
このまま死ぬのかと思った瞬間、ラバはあることを思いつきました。「この土を踏み固めたらどうだろう」ラバは背中の土を振り払い、ジャンプして土を踏み固めました。何度も何度も土を振り払いジャンプしては足で踏み固め、上へ上へと登って行きました。

そして遂に地上に脱出することができたのです。

D&C122:7はこの話にぴったりだと分かりました。
主はこれが私たちの経験となり、益として下さる、と教えて下さいました。「道に踏みとどま」ればいいことが分かりました。

子供たちはたくさん「土」を踏み固めて、井戸から出る自信があるようでした。主の助けと導きに感謝しています。

(2016.9.18 高尾ワードの聖餐会に於けるお話より抜粋)

  • 黒木和義兄弟
    頭脳明晰なラバの危機管理能力に学びました。 -- 岸野みさを 2016-09-19 (月) 19:04:58

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