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2019.07.23 自分史・家族史「主イエスの証人になる」 投稿者:向谷鈴子

 昨日セミナリーのスーパーサタデーで、あるYMが証をしていた。その証は卒業の時、部活を祝う会で部員全員にモルモン書を渡したという証だった。YMの会長会にモルモン書を20冊用意して貰って部員は19人で一冊余分があったので先生にもあげられた。後で回収すると言われたらしいが、一冊も返ってこなく読んでいると連絡してくれた部員もいたそうだった。
 それを聞いて自分が職場でしていたことを振り返って恥ずかしくなった。私の職場は学校なので宗教というものが難しい。それでも私はできることは何かと考えて、自分の机の上にエリアプランのカレンダーを置いている。初めの頃は普通の写真だったので気にしていなかったが6月はイエス様が弟子たちに話をしている絵だった。
その時、何年かに一度の監査が入ることもあり、個人情報も厳しくなり、机の上やパソコンの画面に生徒たちの写真を使わない等の注意もあり、そのカレンダーをどうしたものかと思った。結局私はそのカレンダーを倒して机の上に置いたのだった。個人的なものだから大丈夫ではないかとは思ったのだが。
 7月になってまたカレンダーを起こして立てている自分に情けなく思っていた矢先だったので、彼の行動は私にとって大きな衝撃だった。
 少し前のセミナリーでイエス様が一部のユダヤ人の宗教指導者に教えられたことを学んだ。「あなたがたはどう思うか。ある人にふたりの子があったが、兄のところに行って言った。『子よ、きょう、ぶどう園に行って働いてくれ』。すると彼は『お父さん参ります』と答えたが、行かなかった。また弟のところにきて同じように言った。弟は『いやです』と答えたが、あとから心を変えて、出かけた。このふたりのうち、どちらが父の望みどうりにしたのか」。彼らは言った、「あとの者です」。イエスは言われ、「よく聞きなさい。取税人や遊女はあなたがたより先に神の国にはいる。というのは、ヨハネがあなたがたのところにきて、義の道を説いたのに、あなたがたは彼を信じなかった。ところが、取税人や遊女は彼を信じた。あなたがたはそれを見たのに、あとになっても心を入れ変えて彼を信じようとしなかった。」マタイ21:28-32)
 「神の国に入るためには単に天の御父に従うと言ったり、従うふりをするのではなく、真に天の御父に従い、罪を悔い改めなければならない」ということを学んだ。私の中で従っているふりをしていることがたくさんあると改めて思った。明らかに分かるものだけでなく、自分では従っていると思っていたことも、ふりをしていただけでは、と思うことがたくさんあると気づいた。
 主イエスの証人になるために、真に御父に従うために何ができるか何をしなければならないのかを考えてそして何より行動していかなければならないと思った。
 まず、小さな一つ一つの気づいたことから悔い改めて実行に移していきたいと思った。

  • 若者の行動力に拍手を送ります。また、教師としての賢明な配慮にも拍手を送ります。
    時と場所と立場によってイエスの証人であることを示すには色々な方法があって善しと
    されると思います。 -- 岸野みさを 2019-07-24 (水) 21:03:26

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