20082601岸野みさを
2020.08.26 穀粒記者レポート・『推薦著書 ー 中国が狙う尖閣占領シナリオ』投稿者:岸野みさを
新型コロナで世界中が混乱に陥っている中、
尖閣諸島では2020年の1月〜4月の間に、
過去最多となる381隻の中国公船が進入しました。
最近では、中国空母・遼寧まで、
沖縄の近海に出現するようになり、
中国は着実に海洋進出を進めています。
そしてついに、、
「自分たちの海から出ていけ!」と主張し、
なぜか日本側が領海侵犯をしている、
という認識になっているそうです…
「でも米軍が守ってくれるから大丈夫だろう、、」
「いざとなれば、沖縄の米軍が出てくれる、、」
そんな安心感からか、
メディアも尖閣危機を大きく取り上げることはありません。
実際、アメリカは「尖閣を占領されても奪還できる」
「尖閣は安保条約の適応範囲内」など、
日本にとって、心強い発言をしてくれています。
ところが、アメリカのこれらの発言には
“重大な矛盾”が隠されていました。
なんとアメリカは、
日本の尖閣領有権を認めていないのです。
<日本人が知らない尖閣秘密会談>
2013年、習近平との会談で、
オバマ前大統領はこのように述べています。
「尖閣諸島の領有権に関して、
アメリカはどちらの側にも立たない」
一体、アメリカは、どちらの味方なのでしょうか?
さらに日本戦略研究フォーラムの一員であり、
日本の安全保障戦略にも精通する
丸谷元人さんはこう話します。
「ニュースのコメンテーターは、
尖閣有事でアメリカは来てくれると、信じて疑いません」
「しかし彼らが根拠としている、
日米安保条約には問題点があります」
安保条約の条文には
『自国の憲法上の規定、及び手続に従って』
という文言があります。
この言葉が意味すること、、
つまり尖閣有事で、
米軍が参入しようとしても、
アメリカ議会の承認がなければ、
出兵することができないのです。
アメリカの立場で考えると、、
「自分では戦わない日本」の、
「誰も住んでない島」を守るために
果たしてホワイトハウスは、
米兵の命を危険に晒すでしょうか?
・・・
<尖閣有事でアメリカはこない>
アメリカ側の立場から冷静に考えてみると、、
アメリカが尖閣を守ってくれるという期待は、
あまりしない方が良いのではないでしょうか?
しかし、メディアのニュースでは、
コロナの感染者数ばかりを流して、
最近では尖閣への領海侵犯の話題なんて、
ほとんどなくなってしまいましたよね。
そんな中でも、
もちろん中国は待った無しで、
尖閣を侵略しようと動いています。
一体どうやって我々は、
自分たちの領土を守っていけばいいのでしょうか?
もうこのまま、WHOのように、
中国のいいなりになって、
やりたい放題されてしまうのでしょうか?
コロナ禍における、
日本が今後取るべき軍事・安全保障戦略について、
専門家に聞いてみましたので、こちらからご覧ください。
↓
中国が狙う“尖閣占領シナリオ
ーダイレクト出版 ルネサンス編集部 メール文より引用