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20100401サブストローム・純子

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2020.10.04 自分史・家族史「幸せ」 投稿者:サブストローム・純子

夜中スタートの週14時間のオンライン授業。宿題だけで週30時間以上。プラス予習、復習、ラボ、テスト、テスト勉強。アメリカの大学はハードだ。返還不要の奨学金を受けるために成績優秀を保つ必要もある。それに毎日5時間のスーパーと、週1の家庭教師のバイト。リンが帰ってくるのをずっと待ってくれてた人の期待に応え、教え子の苦手教科を30点台から80点台にアップさせたこともすごいなと思う。

一番ハードな日は午前1時から4時まで授業にテスト、8時過ぎから2時間授業。14時から19時過ぎまでバイト。帰宅し食事入浴後、1時まで宿題、また5時から授業。睡眠はその間に細切れでとる。そんな中でも、友達と会いピアノを弾きリフレッシュする。

「今日、リン、バイトから早く帰ってくる?」と毎日私に聞くアイルも、リンと30分ゲームをするのを本当に楽しみにしている。バイトの帰りが遅い日はできないが、リンの誕生日に「プレゼントを買いたい」と毎日働いて得た貴重な1ヶ月分のお小遣い全部を惜しげもなくリンのために使うアイルの姿にリンへの気持ちが溢れてて胸がいっぱいになった。

12歳の年の差故に一緒に過ごせる時間は短い。「2年も会えないからまだ小さいアイルに絶対忘れられる」と伝道前のリンは心配していたが伝道中、送ってきた写真を一番見る場所に貼りまくり、毎日リンのために家族で祈ることは守りとなった。さらに帰還後3ヶ月でアメリカに戻る予定は最長で1年に変更になり、リンとの時間は今、アイルの記憶にしっかり刻まれている。

頭痛で動けなくなる私が
「時差あり授業の寝不足ゆえに、なくなることはない頭痛はやっぱり試練?」とリンに聞くと「いや、全然。日本にいられることの祝福は無限にあるけど。」と言う。

どんなに計画をして備えていても不可抗力で思いもかけないことが起こることは多々ある。その中でも主を信頼し、「きっとベストにつながる」と信仰を持ち、最善を尽くし、祝福をみつけ感謝するのが幸せに生きるコツだとリンを見ていて感じている。 

  • 既に超過密スケジュールをこなしているのですね。「無理が通れば道理引っ込む」とは
    時代錯誤であってほしいです。 -- 岸野 みさを 2020-10-05 (月) 19:49:40

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