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2020.12.20 穀粒記者レポート「クリスマスメッセージ2020―あまり知られていない救い主降誕の預言」投稿者:岸野みさを

MSの同僚と今年のクリスマスをどのようにお祝いしようかと話し合った結果、リモートで20分間各自が好きなクリスマスの聖句を読み上げましょう、となった。
ところが当日の朝クリスマスソングを配信してくれた人がいたので視聴しようとしたらスマホの音声が出ない。設定を見ても間違っていない。仕方なく、急遽ラインで伝えることになった。私は「あまり知られていない救い主降誕の預言」で、文章にするのであればと思い、背景なども付け加えてみた。

★エテル 3:16 「主ご自身の宣言」
バベルの塔のある地で唯一言語を乱されなかったヤレドとその家族と何人かの友人家族は約束の地に旅立つ用意をしていた。主の指示の通りに、彼らがかって造った方法で8隻の船を造った。ヤレドの兄弟はシーレム山と名付けた山に行き一つの岩から16個の小さな石を溶かしだし、山の頂上に登り再び主に祈って言った。「これらの石にあなたの指で触れて、これらの石が暗闇の中で光を放つものとなるようにしてください」(エテル3:4)
「すると、見よ、主は手を伸べて、指で一つ一つ石に触れられた。するとヤレドの兄弟の目から幕が取り除かれ、彼は主の指を見た。」(エテル3:6)「あなたは信仰があるので、私が将来血肉を受けるのを見たのである」(エテル3:9)
「見よ、あなたが今見ているこの体は私の霊の体である。わたしは自分の霊の体に倣って人を造った。わたしは今、霊の状態であなたに現れているように、将来肉にあってわたしの民に現れる。」(エテル3:16)

★エレミヤ23:5 「正義の若枝」
 リーハイと同時代の預言者エレミヤは不信仰で邪悪な民に次のように予言した。「主は仰せられる、見よ、わたしがダビデのために一つの正しい枝を起こす日がくる。彼は王となって世を治め、栄えて、公平と正義を世に行う。その日ユダは救いを得、イスラエルは安らかにおる。その名は『主はわれわれの正義』ととなえられる。
」(エレミヤ23:5-6)

★ハガイ2:6-7 「栄光をこの家に満たす」
 紀元前538年バビロン捕囚約40年を経たイスラエル人はペルシャ王キュロス2世によって解放されて故国に帰還した。彼らが目にしたものは高い城壁は崩され、茨や雑草で覆われ、野の獣の住む荒れ果てた町となったエルサレムだった。落胆した彼らを預言者ハガイは大声で叫び励ました。「主はこう言われる。(ユダの総督)ゼルバベルよ、勇気を出せ。……大祭司ヨシュアよ、勇気を出せ。主は言われる。この地のすべての民よ、勇気を出せ。働け。わたしはあなたがたと共にいると、万軍の主は言われる。……万軍の主はこう言われる。しばらくして、いま一度、わたしは天と地と海とかわいた地を震う。わたしはまた万国民を震う。万国民の財宝は、はいって来て
、わたしは栄光をこの家に満たすと、万軍の主は言われる。」(ハガイ2:4-7)

 バビロン捕囚でイスラエル人はバビロニア文化に影響されてヘブル文字はアラム文字草書体に代わり、名前もバビロニア風に変わった。エホヤキン王の孫であるゼルバベル(「バビロンの種)という意味)がその典型であった。
神殿の儀式である燔祭を捧げたり、仮庵の祭りができなくなった彼らは、安息日に会堂(シナゴーク)に集まり神殿の儀式の代わりに律法をよりどころにするようになった。律法の朗読と祈祷を中心とする新しい礼拝様式が始められた。そして、エルサレムに帰還後BC5世紀後半にネヘミア、エズラの帰還によって民族の再建をはかり、「ユダヤ教」が確立されたのだった。


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