21020101徳沢愛子
2021.02.01 詩・散文「卒業式」 投稿者:徳沢 愛子
金沢方言詩
いつんまにやら
あんさはいっちょまいになった
いっちょうらのせびろきて
ちょっこし ひげのはえたあごた
がくちょうのしゅくじ
きいとるよこがおに
ひがさしこみ
めにひかりがとまる
どっか えいちのみなもとから
とどいたらしい ひかり
もう あんさは
わてからすだってしもた
もう しゃかいのこ
にほんのこ
せかいのこ
うちゅうのこ
しきじょうのすみっこで
ははおやのわては
とうめいにんげんになっていく
うすあおいもや まといながら
(日日草 75号より)
- 誇らしくちょっぴり寂しい卒業式。「とうめいにんげになっていく」でちょっと笑って。
「えいちのみなもとから とどいたらしい ひかり」主の祝福に照らされる君たち! -- 岸野 みさを 2021-02-02 (火) 17:21:36
いただいたコメントは即座に反映されないことがあります。送信後、場合によっては1時間以上かかって反映される場合もありますのでご了承ください。"