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2023 明けましておめでとうございます
日の出©高橋幸夫兄弟
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新年のご挨拶―2023
フォーラム穀粒 主宰 岸野みさを
明けましておめでとうございます。
昨年は新型コロナ・パンデミックとウクライナの戦禍に明け暮れた一年でした。
今、世界中の人々はその終息と、終結を切に乞い願い求めている。
零下20度にも下がるというウクライナに、15万個の使い捨てカイロを兵庫県丹波篠山市が今月現地に送ろうとしている。全国から募った寄付金によって達成できたのだ。
中国、ロシア、北朝鮮と核保有国に囲まれている日本にとって、ウクライナ戦争はもはや対岸の火事ではない。台湾有事ともなれば米軍駐留の日本は再び戦場となる。
国民保護法による共同訓練が、昨年各都道府県で実施された。東京都は７回行われた。当初は対テロ想定の訓練だったが昨今の国際緊張を踏まえて武力侵攻への備えに変わってきた。
昨年一月には国主導で武力侵攻に備えて高知県民全約66万人を山口、愛媛両県に避難させる想定で空港での避難やフェリー避難といった大規模訓練が行われた。今年２月には大阪、京都、兵庫でも弾道ミサイル攻撃や空爆、特殊部隊による拠点破壊を想定した大規模訓練が国主導で予定されている。バスやヘリコプターで周辺住民を京都、兵庫に避難させる計画だ。
都市部では地下鉄駅施設が緊急避難先指定となった。昨年９月末まで東京で129か所、大阪で108か所の駅が指定された。全国では数百か所が加わったそうだ。しかし「民間側との調整が詰めきれていない」という理由で一度も訓練は行われていない。
如何に日本が無防備であり平和ボケしているか、安倍首相の殺害現場を目の当たりにして肝に銘じた者が多かったのではないだろうか。最初の一発目に反応できた警護者がいれば彼は死なずに済んだ、と言われている。
「したがって、シオンでのんきに暮らす者は、災いである」（２NE28：24）と指摘されないように、主の業はまず自分自身が良き市民となり、良き国民となり、忠実な聖徒となることから始めようと思う。終演ベルは既に鳴っているのだが……
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徳沢愛子姉妹
