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2019.08.15 旅行記・紀行文「ワシントンD.C.にて」 投稿者:向谷亮

日系人部隊

第442連隊戦闘団は第二次世界大戦中のアメリカ陸軍の部隊で、士官などを除くほとんどの隊員が日系アメリカ人により構成されていました。ヨーロッパ戦線に投入され、枢軸国相手に勇戦敢闘しました。アメリカ合衆国史上もっとも多くの勲章を受けた部隊としても知られています。
 1946年にトルーマン大統領は、「諸君は敵のみならず偏見とも戦い勝利した。(You fought not only the enemy, you fought prejudice-and you won.)」と讃えています。
 2010年にその名誉を称えた議会名誉黄金勲章が授与されましたが、そのメダルがスミソニアン博物館に展示されていました。
 メダル表面には彼らのモットーである「Go For Broke」(当たって砕けろ!)という言葉も刻まれていました。
 財産を取り上げられ、収容所に入れられ、そこから志願して戦線に出て、そして命を散らした、彼らの気高い犠牲に感謝する気持ちになりました。

  • 向谷亮さま、暫くご投稿がないと思っていたらワシントンD.C.にいらしたのですね。アメリカ陸軍十大戦闘と言われているテキサス大隊211名救出作戦では第442連隊戦闘団216名が戦死したことは有名ですよね。白人部隊の「弾除け」のように散って逝った彼らとって祖国とはどこだったのでしょうか? -- 岸野みさを 2019-08-16 (金) 20:26:24
  • 彼等の祖国はアメリカであることを証明しなければならなかったのです。そのために彼等はヨーロッパ戦線にこぞって参戦したのです。

    1944年10月24日、第34師団141連隊第1大隊、通称「テキサス大隊」がドイツ軍に包囲されるという事件が起こった。彼らは救出困難とされ、「失われた大隊」と呼ばれ始めていた[2]。10月25日には、第442連隊戦闘団にルーズベルト大統領自身からの救出命令が下り、部隊は出動した。休養が十分でないままの第442連隊戦闘団は、ボージュの森で待ち受けていたドイツ軍と激しい戦闘を繰り広げることとなる。
    10月30日、ついにテキサス大隊を救出することに成功した。しかし、テキサス大隊の211名を救出するために、第442連隊戦闘団の216人が戦死し、600人以上が手足を失うなどの重傷を負った。この戦闘は、後にアメリカ陸軍の十大戦闘に数えられるようになった。
    救出直後、442部隊とテキサス大隊は抱き合って喜んだが、大隊のバーンズ少佐が軽い気持ちで「ジャップ部隊なのか」と言ったため、第442部隊の少尉が「俺たちはアメリカ陸軍442部隊だ。言い直せ!」と激怒して掴みかかり、少佐は謝罪して敬礼したという逸話が残されている。
    テキサス大隊救出作戦後、第一次世界大戦休戦記念日(11月11日)にダールキスト少将が戦闘団を閲兵した際、K中隊に18名、I中隊には8名しかいないのを見とがめ、少将が「部隊全員を整列させろといったはずだ」と不機嫌に言ったのに対し、連隊長代理のミラー中佐が「将軍、K中隊の残りは彼らだけです(That's all of K company left, sir)」と答えたという話が残っている。その報告を聞いたダールキスト少将はショックの余りスピーチさえできなかったという。これは第36師団編入時には約2,800名いた兵員が1,400名ほどに減少していたからである。

    と、テキサス大隊救出の中に書かれていました。こうして彼等日系人は、自分たちの祖国がアメリカであることを証明したのです。しかし心の中は日本人としての誇りをしっかり持っていたのです。彼等のほとんどは日系2世、3世でしたから親達は日本人であったため、その勇気と諸徳はしっかり教え込まれていたのでしょう。 -- 工藤駿一 2019-08-17 (土) 09:51:06
  • 工藤さま
    1946年8月15日 伊丹明は陸軍情報部時代の情報分析の功績に対して名誉あるリージョン・オブ・メリット(Legion of Merit)勲章をアメリカ陸軍から授与された。
    彼は「優れた日本人であることが最良のアメリカ市民である」と述べている。一滴でも日本人の血が入っていれば隔離収容の対象になり、その数112000人だった。戦陣に散って逝った青年たちは差別を受けることによって返って日本人としての尊厳をもってアメリカに忠誠を証明したのではないか、と私も思います。 -- 岸野みさを 2019-08-17 (土) 11:04:15

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