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2020.10.02 自分史・家族史「プレゼント」 投稿者:ルシア

「ママの大好きな「ピスタチオ」のクッキー見つけたから送るね!」思いがけない言葉だった。宣教師として働いている長女は、両親には手書きのカード、兄妹弟の誕生日にはメールでメッセージを送ってくる。それだけでも十分嬉しくて幸せでーだからこそ宣教師である長女からプレゼントをもらう、なんて考えもしなかったからだ。

昨日、一人一人にピンクのハートのメッセージカードを貼り付けた家族それぞれへの箱いっぱいのプレゼントが届いた。
一人一人のことを考えて選んでくれたのがわかる愛のこもったプレゼント。ラーメンやお菓子、入浴剤etcは家族全員に。私あてはピスタチオのクッキーとプリンセスノート。「これ見た瞬間、ママだ!と即買い!私とおそろい!わーい️」と可愛いメッセージ付き。

伝道後の大学費用のためにバイトして貯めた預金の入った通帳を「やっぱり伝道地に持っていく」と持っていった。伝道資金は毎月納めているが、宣教師に支給されるお金は、やりくりしても、使っていい項目は決まっている。項目外の散髪代も家族へのプレゼントも、Pデーで出かける費用ももちろん自分の貯金からだ。「援助しようか?」というと「平気!また帰ったら稼ぐから!」と明るい。

ビザがなかなか来なくてパパの伝道地の札幌で伝道できたのも、ビザが来てMTCで学べたことも、ハワイへ出発直前に日本に帰ってくることになったからこそ「2度とないはずだった家族7人揃っての日常生活」の貴重な3週間も、リアサインで名古屋伝道部に行くことになったのも全部、確かに主の御手の中にあるのを感じている。パパの宣教師時代に一緒に宣教師だった人たちが名古屋伝道部内でビショップや会員だったり、大好きな同僚が兄の友達の体育の先生だったり、興味深い出会いも確かに主の神聖な計らいだ。

来年4月までの伝道期間ー今の情勢でハワイに行けるのか、はわからない。でも大切なのは「どこで働くか」ではなく「どう働くか」なのだとあらためて思う。「主の御心を知り主の御心を行うことが出来る宣教師になれるように」今日も、長女のために家族で祈っている。

  • しっかり者のお嬢さん、愛に溢れているんですねぇ。ソルトレイクからロスまでのジャンボ機にたった6人の乗客で搭乗し「コロナには決して感染しない」と堅く心に誓い、主に頼って日本に帰国したお嬢さんです。今の平安を私も主に感謝します。 -- 岸野 みさを 2020-10-04 (日) 21:46:30

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